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2009.10.14

建設業から農林業への転換?

 おはようございます。
 今朝7時。札幌の気温は9度。通勤時は、背中を丸めたくなるような冷気を感じました。

 ところで、昨日の各省庁の政策会議の概要。
 前原国交相大臣は、「覚悟をしていただきたい」とのコメント。 小泉総理が、「痛みを伴う」と宣言して強行した政策は、格差社会を生んだことで記憶に新しいが、今度は「覚悟をしていただきたい」との政策方針を打ち出した。 ますます危ういぞ建設業!

 そんな中、昨晩の『報道ステーション』 最近、ニュースで耳にすることが多い建設業者の農林業への転換が取り上げられていた。

 米田雅子教授が出演するとのことで、期待して見たが、「建設業は作業道を造成する技術があるから向いている」とのこと???

 それだけの理由って、オチがないじゃんsweat02

 林業人口も減少しているし、間伐材の伐採が、CO2削減に効果的とのコメントもあったが、自分には説得力が欠けていた気がする。
 限られた時間内での一言コメントだったけど。ただ、それだけが、転換適正理由とは思えない。米田先生の真意はどこなんだろう??

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コメント

米田先生を愛する私ですが(笑)、テレビ局側の編集(あるいはアプローチ)に問題があったのではないかと想像しています。

最近の米田先生は森林再生に力を注がれています。

岐阜県の例と森林再生と建設業を結びつけた発言の一部だけが抜粋されたのではないでしょうか?

投稿: nikumaru | 2009.10.14 10:44

>nikumaruさん
ブラウン管(死語かな?)では、余りに端的なコメントに??? でしたので、nikumaruさんも感じるポイントは同じだったようですね。
私も米田先生を愛する一人(笑)ですので、これからも一緒に応援していきましょう。

投稿: だいひまじん | 2009.10.14 12:32

ベースとなっている大学教授の記事がありますので、紹介します。ご参考までに

2008年08月08日北海道建設新聞掲載
慶応義塾大学理工学部教授・建設トップランナーフォーラム顧問 米田 雅子

 国際的な木材需給の逼迫(ひっぱく)により、長い間低迷していた国産木材価格にやっと復調の気配が出てきた。戦後に植林された大量のスギやヒノキは成長して製材として利用できる段階に入りつつある。これまで安い外材におされて衰退した日本の林業を復活させる絶好の時がきた。
 そのシナリオはこうだ。第1に、計画的な択伐方式の導入である。切り捨て間伐や短期皆伐をやめて、10年ごとに間伐を繰り返し、100年生以上に育った段階で伐採して、一つの人工林のサイクルを終える長伐期方式を採用し、間伐材で収入を得ながら森を育てる。
 第2が、生産基盤である作業路網の整備と機械化である。日本は、計画的な林業を進めているドイツやオーストリアなどに比べて、作業路の整備が非常に遅れている。このため作業機械が普及せずに、労務集約的で木の搬出が難しく、間伐材の7、8割が山に捨てられてきた。作業路は開設時に1㍍当たり3000円等の費用が掛かるが、次回以降の間伐にも使えるため、将来は補助金に頼る必要がなくなり、林業は自立に向かえる。
 第3が林地の団地化と経営計画づくりの推進である。林地の所有が細分化している日本では、林地をまとめて施業する団地化が欠かせない。専門家が作業路計画、長期の択伐計画を立て、最も収益の上がる団地化プランをつくり、所有者に提示することが、団地化の合意を得るために有効である。
 これらのシナリオを実現するために、林業者自身による改革に加えて、建設業の力の活用を勧めたい。中山間地域の建設業は、砂防や治山工事などで、山の中で道を開き、機械を操作するのに慣れている。林業機械の多くは、建設機械の操作部分(アタッチメント)を林業用に変えたものである。土木計画における土地集約、測量技術も広域団地化に役立つはずである。このように建設業には林業の近代化を支援する潜在力がある。しかも、近年の公共工事の減少で建設就業者が余剰となり、これといった産業のない中山間では、雇用の場が強く求められている。
 林業は風土に根づいた専門技能を必要とする分野であるが、林業従事者は年々減少し、今では全国で5万人、約3割が65歳以上である。日本の森林整備には、あと5万人は必要といわれている。森林の荒廃を防ぐためにも、建設業の林業参入を促し、林業のベテランから熟練技能を継承しながら、林業と建設業が共同して新しい林業システムをつくることが求められる。
 岐阜県飛騨地域では、2008年5月に高山市、下呂市、飛騨市、白川村の森林組合と建設業協会が連携してひだ林業・建設業森づくり協議会をつくり、新しい林業システムを目指し始めた。青森県や山梨県でも検討が始まっている。新事業に挑戦する建設経営者の集まりである建設トップランナーフォーラムの森林再生分科会や、建設会社など150社が集まる中部森林開発研究会でも林業参入の検討が進んでいる。さらに、林建連携を支援するために、林野庁と国交省が共同で森林の再生勉強会を08年6月に立ち上げた。
 これまで林業と建設業は別々の業界で、連携することがほとんどなかった。しかし、林業のノウハウを土台にして、建設業の技術と余剰人員・機械を組み合わせれば、持続可能な林業経営の仕組みが構築できる。山村の建設会社も、災害復旧や基盤整備をしながら、路網整備付き間伐も行えば通年雇用が可能になる。建設業と林業の二つの本業をもつ複業会社になれば自立できる。
 木材の安定供給が実現すれば、地場木材産業、バイオマス事業、住宅産業が活性化し、中山間地に多くの雇用が生まれる。健全な森は、水をかん養し、災害を防止し、心身を癒やし、CO2を吸収して地球温暖化の抑制に寄与する。林業の復活がもたらす森の恵みは計り知れない。

投稿: 青い海猫 | 2009.10.15 14:41

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昨日は、衰退する建設業には女性の感覚が必要で、その女性の代表格は米田先生だと思う・・・という話を書きました。 ちょっと古くなってしまいますが、10月13日のテレビ朝日「報道ステーション」で「建設業者の農林業への転換」の話が取り上げられました。 公私ともに私の....... [続きを読む]

受信: 2009.10.20 05:55

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