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2007.02.14

慣れてしまっては感ずることが出来なくなる

 筆者は、自己経験論だけによる持論を主張される方に対して、「なんて寂しい発想しか湧かないのか?」と憤りを感じます。
 大概、そのような基軸で発言される方は、否定的な意見を並べ立てる場合が多いのではなかろうか?  ←これは筆者の経験論かもしれないが・・・(笑)。

 そんな想いが近年、たえず脳裏に漂っていた中、北原白秋(白秋全集 35)のある一編にたどり着いた。

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新しき詩を書かんとする人々に

 北原白秋 作
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 如何なる物に対しても、これまでの日本人が見た心持以外の心持を持って見ると云うこと、之が私の絶えず心掛けて居る所である。 例えば、外国人が始めて日本に来た時、日本に慣れない彼等の新しい心は、どんな微細な物に対しても、之を珍しく見て、日本人の心では感じ得られない事を感じ出す。 又、同じ日本人でも、長い間の外国の旅から帰った時には、かつて起らなかった新しい感じの起るものである。 私は何時でも此外国人の心、新しく帰朝した人の心を以て、見慣れた日本の一切の物を新しく見、感じたいと思う。

 我々にとって最も恐るべく、忌むべきは、物に慣れると云うことである、慣れてしまっては感ずることが出来なくなる我々の心は絶えず新しくなければならぬ、ちょうど、鋸の歯に鐘をかけた時のように、尖って居なければならぬ。
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 これを読んで思った。 五感から得られた情報は、常に真っ白な状態を保ちつつ咀嚼し、それを自己の経験に当てはめて、むしゃぶりついて、新たな発想に展開させる。 そのような思考回路がプラス思考に結びつくのだとつくづく感じるのだった。

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コメント

そういえば、昨日のコメント欄・・。

私のフォローアップの記事を書くとか・・。
これは、寂しい発想しかできない私のことなのね・・・。

えっ、違う?
私は、真っ白な状態を保っているって・・?
それは、それで・・・(笑)

投稿: nikumaru | 2007.02.14 11:44

これは、想いのままに書いたものですので、フォローアップ記事ではありませんよ(笑)

投稿: だいひまじん | 2007.02.14 12:07

いいことを書いていますね。(心から感じています)

>慣れてしまっては感ずることが出来なくなる

家で酒を飲むのは慣れたので、今度は外で・・・
違うって?
では、新鮮さを求めて夜の○○キノへGO!

投稿: もぐら | 2007.02.17 00:02

>もぐらさん
いい文書でしょ。
鋸持って新鮮さを求めに行きますか(笑) DIY

投稿: だいひまじん | 2007.02.17 00:10

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