猫も杓子もCPD
御存知ですか?
継続教育
CPD (Continuing Professional Development)
昨今の総合評価方式から一躍脚光を浴びているCPDですが、CPDは平成14年頃から既に始まっていたのです。 そのころからCPDを始められている方は極少数と思われますが、筆者は将来入札要件の一項目とされることを予想していましたので、勤務先で必死にCPDへの取組みを訴えていましたが、具体的はインセンティブが示されない中で、その啓蒙活動は大いに苦戦していました。 当時を振り返ると、登録方法はExcelシート(技術士会)や手帳(土木学会)による記録並びに申請が主流でしたが、今はWEBサイトによる登録が一般的になり、CPD単位の登録・確認などがとても容易になりました。
建設系CPDは全部で11団体で行われています(2006.6.28現在)。
建設系CPD協議会のメンバー
事務局:土木学会技術推進機構
1.土木学会
2.日本技術士会
(CPD=継続研鑽としている)
3.全国土木施工管理技士会連合会
(継続教育=CPDS=Continuing Professional Development Systemとしている)
4.建設コンサルタンツ協会
5.地盤工学会
6.日本コンクリート工学協会
7.日本造園学会
8.日本都市計画学会
9.農業土木学会
10.日本建築学会
11.空気調和・衛生工学会
これらの中で我々土木技術者に馴染み深いCPDを施工会社と建設コンサルタントに区分して整理すると下記のようになります。
施工会社の場合
1.土木学会
2.日本技術士会
3.全国土木施工管理技士会連合会
コンサルタントの場合
1.土木学会
2.日本技術士会
4.建設コンサルタンツ協会
上記各団体では、各自が取得する点数にばらつきがあるので、総合評価方式で技術者CPDの取得が求められている場合には、どの団体のCPDに加入するか予め調べておく必要があります。
代表的団体が示す必要CPD単位数
1.土木学会
5年間で250単位
2.日本技術士会
CPD の時間については、年間平均50CPD 時間、少なくとも3年間で150CPD時間が望ましい。
3.全国土木施工管理技士会連合会
推奨ユニット数
ユニット数の取得は以下を推奨します。
①望ましい水準 1年間で30ユニットもしくは5年間で150ユニット以上
②必要な水準 1年間で20ユニットもしくは5年間で100ユニット以上
他機関にはこれより多いところもありますが、CPDSでは学習履歴の認定に必要な書類を確認するなど限定的に運用していること、米国の建築分野で12ユニットなどの例があること、過去のCPDSの経験などを考慮して推奨値を設定しました。対外的には必要な水準を越えれば、推奨ユニット数を満足することとしますが、できるだけ望ましい水準を超えるように努力してください。
4.建設コンサルタンツ協会
RCCM登録更新の場合(RCCMへの通知文書より)
平成22年度より、従来行なっている更新講習(CD-ROM自正学習を含む)に加えて、登録申請の前直近の4年間でCPD100単位を必須とします。
また、同一年度に複数の部門を登録申請する目合は、1部門増えるごとに10単位を加えることとします。
【総合評価方式へのCPD対応】
今のところ直近何年分のCPD単位数が必要なのかについては、所属団体の規定によるらしい。しかし、土木学会は5年間で250単位としているが、全国土木施工管理技士会連合会は①望ましい水準:1年間で30ユニットもしくは5年間で150ユニット以上、②必要な水準:1年間で20ユニットもしくは5年間で100ユニット以上となっている。申請は、5年単位ですればよいのか、1年単位ですればよいのかよくわかりません。
筆者なりに申請基準年を予想すれば、直近1年間のCPDについて申請するよう示されると勝手に推測しています。 理由としては、土木業界のCPDへの対応遅れが主な理由と思われます。一般的な業者は、総合評価の基準に定められてから慌てて対応している会社が多いと思われるからです。来年春頃にはCPDを技術者評価基準にできる状況となるでしょう。
CPDについては、この他にも情報が沢山あるので、第2弾では具体的な単位取得方法について筆者なりに斬ってみたいと思います。
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