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2006.02.26

電子納品物の社内共有

 日経コンストラクション(2006年2月24日号)に建コン実施の電子納品に関するアンケート結果が掲載されていました。このアンケートは、(社)建設コンサルタンツ協会が会員企業のコンサルタント1038人に聞いた結果である。

 この中で、電子納品物の活用、いわゆるCALS/ECの三要素の一つである情報の共有化についての結果が掲載されていましたので下記にご紹介します。

1.成果品を電子納品することによるコスト削減効果について
・コスト削減が「あまり図られていない」「全く図られていない」を加えた否定的な回答は73.9%
・逆にコスト削減が「大いに図られている」「多少図られている」を加えた肯定的な回答は21.7%

《否定的な回答が大半を占めた理由》
データを電子化する費用や電子媒体による成果品を製作する費用が,電子化によるコスト削減効果を上回っていると判断した模様。

2.電子データの共有と活用で技術レベルは向上するか
「大いに効果がある」「多少効果がある」を加えた肯定的な回答は56%と過半数。
・一方,「あまり効果はない」「全く効果はない」を加えた否定的な回答は41.3%

《技術レベルが向上すると回答した技術者からの意見》
「データベースを構築したので,データの検索や閲覧が容易になった」,「CADの図面や報告書のひな形を作成して活用している」との意見。

《技術レベルが向上しないと回答した技術者からの意見》
・「情報共有システムが未整備である」といった理由が聞かれた。

筆者の私見
 いずれの回答も現時点での電子納品の問題点に対して率直に回答された結果と推測できる。今後は電子納品の省力化と併せて利活用(社内システム例)の方法など具体的な事例が発表されることを望む。

 アンケート結果の詳細は、(社)建設コンサルタンツ協会が発行するCALS/EC関連資料の「電子納品による業務プロセス改善状況調査」をご覧下さい。

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    画像は、(社)建設コンサルタンツ協会より

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